クロスロード・コンサート - エリック・クラプトン

クロスロード・コンサート - エリック・クラプトン

エリック・クラプトンは他のミュージシャントンとの競演が
ものすごく多いミュージシャンだ。

そして、セッション・ワークや競演のライブが
多くの作品として残されている。

たとばライブで言えばBBキング&フレンズのライブは
有名だ。

ところが、エリック・クラプトンがホストとなって、
他のミュージシャンを招くがわで一緒に演奏した作品は
それほど多くはない。

特に映像作品となおさら。

だから、この『クロスロード・コンサート』(1999年)はものすごく貴重だ。

クロスロード・コンサートは、
エリック・クラプトンが1998年にカリブ海のアンティグア島に設立した、
アルコールや薬物患者の治療施設である「クロスロード・センター」への
チャリティを目的としたコンサート。

これはクラプトン自身が70年代にドラッグでへろへろになって、
数年間、音楽シーンから隠れ、隠遁生活を行ってた体験による。

(ちなみに、クラプトンを音楽シーンに引っ張り出してくれたのが
 ザ・フーのピート・タウンゼントで、
 そのきっかけが『レインボー・コンサート』である。)

シェリル・クロウ、メアリー・J・ブライジ、ボブ・ディラン、
デイヴィッド・サンボーンをゲストに迎えて行われた。

クラプトンは好きでないミュージシャンとはまずめったに競演しないので、
彼らはクラプトンのフェイバリット、もしくはリスペクトの対象だということ。

特にシェリル・クロウ、メアリー・J・ブライジ、ボブ・ディランとの競演は
なんとはじめて。

この頃だと思うんだけど、
クラプトンはシェリル・クロウと1年ぐらいつきあってたんですね。

別れてからも関係は良好で、
その後、シェリル・クロウ&フレンズのライブで
クリームの"White Room"をやってる。

さて、クロスロード・コンサートの
クラプトン・バンドのラインナップは、
ある意味、ひとつの完成形。

エリック・クラプトン g/vo
アンディー・フェアウェザー・ロー g/cho
ネイザン・イースト b/cho
スティーブ・ガッド ds
ティム・カーモン key
テッサ・ナイルズ cho
ケイティー・キッスーン cho
(もう一人keyいたかな?)


ネイザン・イーストとスティーブ・ガッドは
コンテンポラリー・ジャズの重鎮。
このリズム隊はいつ聞いてもいい!

サンボーンはクラプトンが1997年にマーカス・ミラー(b)たちと
LEGENDSってバンドでヨーロッパのジャズフェスめぐりをしたときに
競演して以来。

その時もやってたブルースの"Going Down Slow"が
いい感じだ。

サンボーンはまるでホスト・バンドのメンバーかのように
ずっと、いっしょに演奏している。

シェリル・クロウとの競演では、
シェリルの曲に加えて、
Derek & The Dominos時代の"Little Wing"を。

"Little Wing"はもちろん、ジミヘンのカバー曲で、
ずっとやってなかった曲だけに嬉しい。

Derek & The Dominosではキーボードのボビー・ウィットロックが
歌っていたツイン・ボーカルの上のパートを
シェリルが歌う。

これがはまりまくり!

シェリルはタイミングを合わせるために
横のクラプトンを見ながら歌う。
たぶん、リハーサルで2,3回合わせただけなんだろうね。

そして、間奏ではクラプトンとサンボーンが
即興のものすごい掛け合い!!

文字通り火花が散るって感じで、
たぶんデュアン・オールマンとクラプトンも
こんな感じだったんじゃないかってくらい激しい。

二人があまりにも大人げないので、
横で見ているシェリル・クロウもネイザン・イーストも
大喜び!

そして、もう一つのハイライトは、やっぱりボブ・ディラン!
まるで兄弟かのように、
二人とも黒のフェンダーストラトキャスターをかかえ、
一つのマイクに並んで、
"Crossroads"を歌う様に涙が出そうになる。

アレンジはスローテンポのブルース調だ。

ギターソロで同じ音ばかり弾いてるディランは、
ある意味ご愛嬌。
それでもディランはディラン。

本当に夢のようなステージだ。

セットリストはブルース、新曲、有名曲含め
バランスが良い。

そして、やっぱり好きなのが、
ロバート・クレイとの共作"Old Love"。
このマイナー・ブルース(マイナーペンタトニックではなく
マイナースケールだが。。。)は
「どブルース」にはない情感があるね。

クラプトンのプレイは、24ナイツの頃の流暢さはないけど、
だいぶブルースの縛りからははなれ、
なめらかである。

これでこそMr. Slowhand!って感じですね!!

知り合いを集めてドンチャン騒ぎ。そしてヘビーなクラプトン。, 2007/4/28, ぽちょさん, Amazon.co.jp



最大の見所は
14.layla
15.don't think twice
エレキ版レイラはアンプラグド以来ずっと封印していたが、
ついに開封された。ギターソロもダラダラせず、かなり激しめで、
コンパクト。 もうひとつはボブディランでしょう。
登場してきたときの、あの顔。完全にマフィアの顔でしょう(笑)。
クラプトンも今回は裏の世界のカッコです。あの姿で睨まれると
ひぃ!でしょう。

16.crossroads
これはまったり。ボブディランはやはりギターソロをとるような方ではないと確信。

そして当時として映像として珍しいといえば
3.river of tears
4.goin down slow
7.little wing
等の演奏でしょう。またシェリルクローなど、珍しい方々と共演するという場面も
他にはなく新鮮。

ほかは定番の
2.hoochie coochie
10.tears in heaven
11.change the world
13.wonderful night
14.old love ←結構激しめ
17.sunshine of your love

全体として、クラプトンのギターはヘビーなサウンドです。
ギターソロの表現力等は、hyde parkの方が上であると思われます。



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エリック・クラプトンの奇跡のジャズ・バンドLEGENDS、DVD『ライブ・アットモントルー 1997』を発売!【目指せ青年実業家!?ロックを愛する男が、在宅独立開業ワークで人生を変える。】at 2007年06月15日 19:24
 

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